【26号特集⑤-2】諦めないで!コロナ禍の留学 ~私費ver~
私費留学
[ 留学の種類 ]
1. 語学留学
目的:語学をマスターしたい!
内容:① 大学が運営する付属語学コース, ② 私立教育機関が運営する語学学校, ③ 大学の敷地内にある ② の語学学校から入学する学校を選択し、語学レベル別のクラスに参加する。ビジネス語学, 語学試験対策などさまざまなカリキュラムが用意されている。放課後や土日に、スポーツイベントやパーティを開いてくれる学校も!
2. 大学留学
目的:大学で学びながら海外生活がしたい!
内容:短大, 大学, 大学院のどれかの学校に通い、海外の学校の授業を地元学生と一緒に受講する。英語初心者向けの英語コースもある。
3. 専門留学
目的:専門スキルを学びたい!
内容:専門学校, アメリカの大学のエクステンション, 二年制大学の職業訓練コースの種類がある。ビジネス, 国際貿易, ツーリズム, デザインなど学べる分野は幅広い。職業スキルだけでなく専門英語も身につけることができるため、留学で得たものとして就活でアピールできるポイントになるかも!
4. ワーキングホリデー
(二カ国間の協定に基づき、異なった文化の中で「就労・就学・休暇」を楽しむことができる特別な制度。)
目的:海外で働く体験をしたい!
内容:ワーキングホリデー, ボランティア, インターンシップなどの種類があり、働きながら現地の人と交流したり自然と触れ合ったりできる。経験や語学力に関係なく参加できる。
[ 私費留学のメリット・デメリット ]
△ 時期や期間によっては休学しなければいけない → 卒業時期が伸びる
△ 費用は全額負担
いま聞きたい!Q&A
Q1. コロナ禍の今、しておくべきことは?
A. 留学を通して自分はどんなふうになりたいのかイメージを固める、英語力を強化する、留学先の知識を増やす、など入念な準備をしておくことです。スタートレベルが高ければ、その分留学の成功確率も上がります!留学に行く目的や期間、場所を決めるとともに、総合的な予算も考えることも大切です。また海外留学セミナーや相談会等で、留学先でのルールや海外保険などについての情報を収集しておくこともできます。
Q2. いつになれば渡航が許されるの?
A. 今夏の渡航は現実的ではなく、早くても秋以降になるでしょう。日本の「外務省海外安全ホームページ」の情報によると、現在世界中の多くの国に感染症危険レベル2(渡航中止勧告)が出されており、各国からの日本人の入国制限も設けられています。このレベルが緩和されない限り、渡航は難しいと思われます。外務省ホームページから「国・地域別の海外安全情報」を見ることができるので、自分の気になる地域が現在どのような状況なのか、調べてみることをお勧めします。また、「たびレジ」という外務省提供の無料サービスに登録すると、各国大使館から最新の安全情報がメール配信されるので簡単に情報を得ることもできます。
実際どうなの?Q&A
Q1. 短期間の留学でも語学力は上がる?
A. リスニング力は上がりやすいです!短期間でも事前に明確な目標設定をしたり、積極的に現地の人とコミュニケーションすることを意識すると語学力のアップに繋がります。留学の前後でTOEICなどの英語の試験を受けるとレベルアップを実感できるでしょう。また、現地に行って「思っていたより話せない」と感じることが、帰国後の英語への取り組み方に変化を与えるそうです。
Q2. どのくらいの費用がかかるの?
A. 留学の種類ごとに比較すると、
ワーキングホリデー 80~200万円
語学留学 170~447万円
大学留学 210~470万円
専門留学 216~455万円
となります。これは1年間留学した場合の授業料、滞在費、食費の合計額の目安です。それ以外にも渡航の航空運賃、海外保険料、生活費も必要になります。なぜこれほど数字に幅があるのかというと、滞在方法(ホームステイか寮か)や滞在先の物価などによって、留学費用が変わってくるからです。予算に合わせて国や期間を決めましょう。
(担当:田名瀬)
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